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ネットワーク機能を搭載したHD DVDタイトル、東芝のプレーヤーが対応へ
By ニーノ マルケッティ | 2007年 7月 1日
消費者向け家電メーカーの東芝アメリカは6月28日(米国時間)、自社が支持する次世代DVDフォーマット「HD DVD」で、ウェブ経由のネットワーク機能を搭載した新タイトルが提供されると発表した。新機能は、高度な対話型操作機能の実現を目指している。
東芝アメリカによると、東芝製HD DVDプレーヤーのファームウェアをアップデートすると、プレーヤーが向上したネットワーク接続機能に対応し、ウェブ経由のネットワーク・コンテンツをダウンロードできるようになる。プレーヤーのEthernetポートを通じて、ボーナス・コンテンツをダウンロードして保存したり、ディスクに収録されている特典映像を再生するための解除キーをダウンロードしたりできる。また、ユーザーがコンテンツをアップロードしたり、コンテンツ・プロバイダと双方向でやりとりしたりすることもできる。
ウェブ経由のネットワーク機能に対応したコンテンツの第1号として、バンダイビジュアルがアニメ「FREEDOM 1」(北米向け)を6月26日に発売している。このタイトルは、米国で発売される初のHD DVD版アニメであると同時に、ネットワーク機能に対応した初のコンテンツで、さらには初のツインフォーマット・ディスク(ディスクの片面にHD DVDとDVDの2つのフォーマットで記録する方式)でもある。
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