Today is | 901amについて


901amについて

901amは、次世代メディア、
ウェブ、ブログに関する
ニュース情報サイトです。

関連サイト


« PayPalで支払いができる商品だけを集めたショッピング検索エンジン | Home | BluetoothとWibreeを結びつけ、さらに小さな機器にもワイヤレス接続機能を »

新聞はいまだ死なず

By クリスティーナ レデスマ | 2007年 6月 14日

newspaper.jpgどこにいてもニュースが手軽に得られるこの情報化時代に、新聞は生き残れるのだろうか?オンライン市場調査会社Harris Interactiveが2007年6月11日(米国時間)に発表した世論調査「Harris Poll」の結果を見ると、その答えは「イエス」だ。ヨーロッパ5カ国とオーストラリアおよび米国の成人を対象に行なった主要日刊紙の購読に関する調査によると、情報源として主要日刊紙を挙げた人の割合は、最低の英国とイタリアで6%、最高はスペインとドイツで13%だった。各国の情報源第1位は、テレビネットワークのニュースだ。

しかし、5年後の状況を見てみると、主要日刊紙を情報源とする人の割合は若干減少する。各国の成人の中で、将来ニュースや情報を主要日刊紙から得るだろうと答えた人の割合が最も低かったのは英国とイタリアで各4%。逆に最も高かったのはドイツで12%だった。現在の状況と大きく異なるのは、、米国、フランス、イタリア、スペインではオンラインニュースと情報サイトが情報源第1位となり、オーストラリアではオンラインニュースとテレビのニュースが同率1位となった点だ。英国とドイツでは現在と変わらずテレビネットワークのニュースが首位となっている。

これらは、Harris Interactiveが2007年5月2日から14日にかけてオンラインで行なったHarris Pollの結果の一部だ。同調査では、フランス(1134人)、ドイツ(1133人)、英国(1006人)、イタリア(1122人)、スペイン(995人)、オーストラリア(976人)、米国(2383人)の合わせて8749人の成人が対象となった。イタリアと米国では18歳以上が、その他の国では16歳以上が成人とみなされた。また、同調査のデータは、世界新聞協会が主催する世界新聞大会でも発表された。

原文(English)

Topics: メトリクス |

Comments are closed.