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世界のオンライン・ビデオの視聴をリードするのは英国人?
By ニーノ マルケッティ | 2007年 6月 21日
米国のオンライン・ストリーミング・ビデオの視聴者よ、よく聞きたまえ。世界の視聴習慣をリードしているのは君たちじゃない。市場調査会社comScoreが6月19日(米国時間)に発表した新しい調査報告によると、その栄冠は英国人の頭上に輝くという。
この調査によると、英国では2007年4月に、オンライン人口(年齢15歳以上で、自宅または職場のコンピューターからインターネットに接続できる環境がある人)の80%がストリーミング・ビデオを視聴していたという。米国は76%、フランスは79%、ドイツは70%だった。さらに、英国の視聴者がストリーミング・ビデオを再生する回数は1人あたり平均80回だったのに対し、フランスの視聴者は64回、ドイツの視聴者は62回、米国の視聴者は65回だった。
英国人にもっとも人気があったサイトはどこだったかというと、BBCではなくGoogleのサイト(つまりYouTube)で、2007年4月に英国で視聴された19億8000万回のストリーミング・ビデオのうち6億810万回(1人あたりの再生回数にして38回)は、YouTubeの、人々が踊っている場面なんかのビデオクリップの視聴だった。対照的に、BBCのストリーミング・ビデオは3220万回の視聴にとどまった。
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