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米国のブロードバンド利用者は増加中
By ニーノ マルケッティ | 2007年 7月 25日
毎年ラスベガスで開催される家電品の総合展示会「CES International」の主催団体としてよく知られる家電関連企業の業界団体、米国家電協会(CEA)は7月23日(米国時間)、米国では成人の72%がブロードバンドを利用しているとする調査結果を公表した。高速インターネットが今後普及するためには、内容が豊富な娯楽コンテンツを低価格で提供していくことが重要な要因になると同団体は見ている。
CEAの調査によると、ブロードバンドに加入している米国の家庭は5780万世帯あり、この1年間で21%増加したという。インターネットを利用している家庭のうち75%がブロードバンドに加入している計算だ。このうち、65%はさらに高速なインターネット接続へのアップグレードを決定している。ブロードバンドに加入していない家庭では、その1番の理由として価格を挙げた家庭が15%あった。
職場や公共図書館、学校からインターネットに接続できるようになり、携帯電話などの携帯機器を通じた接続も可能になったおかげで、家庭外でのブロードバンド利用も増加している。
CEAの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるGary Shapiro氏は次のように語った。「ブロードバンドに加入していない家庭でも、20%は今後2年以内に加入したいと考えており、今後も堅調に成長していくと思われる。しかし、この成長を現実のものとするためには、ブロードバンドのサービス・プロバイダ間の活気ある競争が必要だ。消費者には、いつでもどこでも利用できる娯楽コンテンツをさまざまなメディアを通じて、適切な価格で提供しなければならない」
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