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Userplaneとme.comの提携で、ソーシャルネットワーク・サイトがパワーアップ
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 6月 16日
AOL傘下でオンライン・コミュニティー向けのコミュニケーション・ソフトウェアを提供しているUserplaneと、カスタマイズ可能なオンライン・コミュニティーを独自ブランドで作成するためのプラットフォームを提供するme.comが、提携を発表した。今回の提携によって、ユーザーは、自動インスタント・メッセージング(IM)機能とチャット機能を備えた独自のソーシャルネットワークサイトを構築できるようになる。
提携により、UserplaneのIMソフトウェア「Userplane Webmessenger」とチャット・ソフトウェア「Userplane Webchat」が、me.comの「Social Networking Application Platform」(SNAPP)に組み込まれる。SNAPPは多くの機能を持ったソーシャル・ネットワーク・サイト(SNS)構築用のプラットフォームで、有料の「SNAPP Network」「SNAPP PRO」と無料の「SNAPP Free」とがある。初期設定では、UserplaneのIM機能およびチャット機能がオンになっている。つまり、規模の大小に関わらず、コミュニティー形成を目指すユーザーは、自分の興味を反映したSNSをすぐに構築/カスタマイズ/管理でき、そのSNSにふさわしい参加者を呼び込むことが可能になるというわけだ。しかもそのSNSにはウェブ2.0時代のユーザーが求める必須機能であるIMおよびチャットが備わっているのだ。
「me.comは、自分でコミュニティーを構築するという時流の最先端にあり、完全に統合されたさまざまな機能とUserplaneのツールセットを利用して誰でも独自のSNSを始められる。今回の提携により、当社の主要なオーディエンスであるウェブコミュニティーの形成を目指すユーザーたちへの訴求力をさらに拡大できると期待している」とUserplaneの最高経営責任者(CEO)でAOLの副社長も務めるMichael Jones氏は語る。
Topics: ウェブ, ソーシャルネットワーク |
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