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Openads、500万ドルの資金調達に成功
By デニス ボーチャンド | 2007年 6月 16日
世界中の広告掲載サイトに利用されているオープンソースの無料広告サーバー開発業者Openadsが6月12日（英国時間）、資金調達ラウンドのシリーズAで500万ドルを獲得したと発表した。今回の資金調達は、Index Venturesが幹事を務めた。ロンドンに拠点を置くOpenadsは調達した資金を、製品開発の推進およびチーム規模の拡大に充てる計画だ。
Openadsは、シンプルかつ強力なインターフェースで、高度なターゲティングや広告枠の最適化、リッチメディアならびに配信広告の予測などを可能にし、広告掲載サイトが広告キャンペーンを完全に制御できるよう支援する。Openadsはまた、世界の30を超える主要広告ネットワークとの統合も可能。140カ国、20カ国語の2万を超える広告掲載サイトがOpenadsを採用し、その数は競合するソリューションをすべて合わせたよりも多い。
「Federated Media」（FM）や「Stardoll」といった人気ウェブサイトもOpenadsのサーバーを利用している。「オープンソースは市場に次々と影響を与えてきた。そうでなければ、広告はどうなっていただろうか。Openadsはいつの間にか、そのオープンソース広告サーバーを通じてWeb 2.0型広告分野の有力企業になっていた」と、広告出版業界の重鎮で、自身もOpenadsを利用するTim O’Reilly氏は述べた。
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