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インターネットテレビのVeoh Networks、3カ月でトラフィックが184％増加
By ミニック リベラ | 2007年 6月 14日
インターネットテレビで革新的なサービスを提供するVeoh Networksは2007年5月、同社のユーザー基盤が1250万人に拡大したと発表した。4月からの伸び率は19％で、2月に事業を開始したときと比べるとトラフィックは184％増加したという。創業時のユーザー数は440万人規模だった。この急成長は、ますます多くの視聴者にアピールしたいと考える大手コンテンツプロバイダを、Veohに惹きつけて離さない。数カ月後には革新的な新製品をリリースする予定で、そうなればインターネットテレビの様相がさらに大きく変化し、同分野で最先端を行くVeohの地位がさらに強固なものになりそうだ。
これまでに、音楽、スポーツ、政治、エンターテインメントなどさまざまな分野におけるビデオ制作者がVeohを選んできた。独立系から有名メディア企業までその数は7万を超え、CBS、Billboard、Paramount Pictures、Us Weekly、Car and Driver、National Lampoon、Lions Gate Entertainment、Road & Track、Public Broadcasting Service（PBS）などがサービスの利用企業に名を連ねる。Veohは、自社の強力なシンジケーション・システムを介して、自社サイトに公開されたコンテンツを自動的に「YouTube」「Google Video」「MySpace Video」に配信する。その結果、Veohのサービスを利用するビデオ制作者は、世界最大規模の視聴者に接触できることになる。
Veoh Networksの最高経営責任者（CEO）、Dmitry Shapiro氏は次のように話している。「これらの数字は、インターネットビデオの力と広がりが急速に拡大していること、そしてVeohで視聴できる高品質の面白いコンテンツにユーザーが価値を置いていることを反映している。大手メディア企業が提供する音楽／映画／テレビ／コメディ／アニメ／スポーツなどの番組であれ、ユーザーが制作した最新コンテンツであれ、Veohは視聴者の求める幅広い選択肢を提供する。しかし、わが社はまだ始まったばかりだ。近いうちに次世代製品の第一弾を発表する。それは、インターネットテレビの様相全体に大きな影響を与えるものになるだろう」
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