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Widgetbox、コンテンツウィジェットに広告を自動的に挿入するソリューションを発表
By クリスティーナ レデスマ | 2007年 7月 12日
ウェブウィジェットの市場サイトを手がけるWidgetboxは7月11日(米国時間)、サードパーティの有料広告をスポンサー付きコンテンツウィジェットに自動的に挿入する独自のソリューションを発表した。スポンサー付きコンテンツウィジェットは、通常はパブリッシャーが作成し、WidgetboxのNetworkを使って多数の登録ドメインに配布することになる。ウィジェットはあっという間にウイルスのようにウェブ上に広まるため、元のパブリッシャーのサイトとネットワークドメインの枠にとどまらず、広範囲にウィジェット内蔵型広告を宣伝できるというわけだ。
Widgetbox創立者の1人で最高経営責任者(CEO)のEd Anuff氏は、次のように述べている。「われわれはいま、新しい強力なインターネット広告媒体の出現を目のあたりにしている。記事と広告を1つのフォーマットにまとめ上げるという、伝統的な紙媒体と同様の特徴を持ち、ターゲットとなる受け手の幅広いネットワークに向けて、これを容易にブロードキャストできる。これこそ、いま姿を現しつつある、非常に大きな可能性を秘めたウィジェット内蔵型広告市場の第1歩だ」
それに関連してForbes.comは、Visa Small Businessがスポンサーとなる新しいコンテンツウィジェットをいくつか発表した。これらのウィジェットはForbes.comから話題の記事を掲載するもので、ブログやウェブサイト、ソーシャルネットワークのプロフィールに、クリック1つで配置できるようになっている。
「われわれのコンテンツを、いつ、どこで、どうやって利用するかは、ユーザーが選択できるようにすべきだというForbes.comの哲学を、明らかにウィジェットは具体化している」と、Forbes.comの社長兼最高経営責任者(CEO)Jim Spanfeller氏は語る。「小規模企業の経営者は特に時間に制約されているため、日々の接続先で重要なニュースや情報を得られれば大いに助かるはずだ。その点で、立ち上げ時のスポンサーがVisa Small Businessというのは理想的だ」
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