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Yahoo!、eBay、PayPalが電子メールの防御に共同戦線
By デニス ボーチャンド | 2007年 10月 5日
「Yahoo!」、「eBay」、「PayPal」が10月4日（米国時間）、電子メールを利用した詐欺やフィッシング攻撃として知られている危険な詐欺から消費者を守る対策の強化に共同で取り組むと発表した。4日から、「Yahoo! Mail」を利用している世界中のeBayユーザーとPayPalユーザーがeBayやPayPalのアドレスを偽装した偽メールを受信するケースが減り始める見通し。Yahoo! Mailは、電子メール認証技術「DomainKeys」を利用して、eBayやPayPalの名前をかたるこの手の悪意あるメッセージをブロックする初めてのウェブメールサービスだ。
DomainKeys技術を利用すれば、電子メールメッセージが本物か独自の方法で照合することが可能となり、インターネット・サービス・プロバイダー（ISP）は、メッセージが本物で顧客の受信トレイに送信すべきか判断できるようになる。Yahoo!、eBay、PayPalによる共同の取り組みにより、本物であると証明されていない電子メールはブロックされるため、消費者が受信する詐欺メールの量が減り、消費者がフィッシング攻撃の被害に遭う危険性が減る。
Yahoo!、eBay、PayPalは現在、DomainKeysから提案されている仕様「DomainKeys Identified Mail」にシステムを移行中で、数カ月以内に実装が完了する見込みだ。
今後数週間の間にYahoo! Mailの全ユーザーに対して技術のアップグレードが行なわれる予定になっている。
Topics: PayPal, Yahoo!, eBay |
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