Today is | 901amについて


901amについて

901amは、次世代メディア、
ウェブ、ブログに関する
ニュース情報サイトです。

関連サイト


« IOCが中国政府のインターネット検閲を容認 | Home | 米軍ネットワークに侵入したMcKinnon被告、最終上告が棄却され米国に身柄引き渡しへ »

電子メールへの依存状況は–米調査

By クリスティーナ レデスマ | 2008年 8月 1日

電子メールを、真夜中や自動車の運転中でもチェックするというユーザーは、とくに変わり者ではないという調査結果が出た。4年目となるAOL Mailの「Email Addiction Survey」(電子メール依存状況調査)によると、電子メールなしではいられないと答えたユーザーは全体の半数に近い46%で、2007年の15%から急増し、1日に4回以上メールチェックするという回答は51%だった(前年45%)。5人に1人が、1日に10回以上メールチェックすると答えている。

回答者の4分の1以上(27%)が、電子メールの量の多さに閉口して、メールをすべて削除し、新たにやりなおす「電子メール破産」を宣言したか、宣言することを真剣に考えているという。20%以上のユーザーが受信箱に300通以上のメールをかかえているという現状のせいだろう。

たまったメールを精算してやり直すために、24%のユーザーが新しいメールアドレスを取得している。69%のユーザーが複数のメールアカウントを持っているという結果も不思議ではない(前年52%)。

電子メールのエチケットについては、ほぼ4分の1(24%)のユーザーが、出だしのあいさつさえ使わずに、いきなり本題に入るのだという。一方、同僚のBobに電子メールを送る場合、出だしが「Hi Bob」という回答が23%、「Hello Bob」が20%だった。

結びの言葉は「Thanks」が44%、「Sincerely」が12%だった。もっとも嫌がられる結びの言葉としては、「xoxo」(xがキスを、oが抱擁を表す)が25%でトップだった。「Cheers」にもっともいらいらさせられると答えたユーザーは13%だった。全体として、63%のユーザーが、何らかのタイプの結びの言葉を不快に感じると答えている。

ほとんどの回答者(88%)が、電子メールを書くときにスペルや句読法に注意していると答え、68%がスペルや句読法の誤用が不快だと答えた。面白いことに、「BlackBerry」や「iPhone」などモバイル機器から送られた電子メールの場合は、誤用を大目にみるという回答が74%にのぼった。

今日のユーザーは、どれほど奇妙な場所からメールチェックしているのだろうか?

・パジャマ姿でベッドの上:67%
・バスルーム:59%(前年53%)
・運転中:50%(前年37%)
・バーやクラブ:39%
・会議中:38%
・アフターファイブ:34%
・デート中:25%
・教会:15%(前年12%)

電子メールユーザーは、性急に「送信」ボタンを押してしまう傾向が強まっている。実際、間違った相手にメールを転送したことがあるユーザーは32%だが、気まずい内容や悪い知らせを伝える手段として電子メールを選んだユーザーは16%だった。一方、電子メールでデートの誘いを送ったことのあるユーザーは12%、電子メールで恋人と別れたことのあるユーザーは7%だった。別れた恋人からの電子メールを今も保存してあると答えたユーザーは、16%もいた。

人々は受信箱を放っておくことができないようだ。回答者のうち、5日以上メールチェックせずにいたことがないユーザーは60%、1日以上も電子メールなしの状態に耐えられないという答えは17%だった。電子メールにはまっているあまり、メールチェックしているという事実を配偶者や家族に隠しているユーザーは11%だった。

電子メールへのはまりかたの度合いは都市によって違う。アメリカの都市のトップ10は次のとおりだ。

1. ニューヨーク
2. ヒューストン
3. シカゴ
4. デトロイト
5. サンフランシスコ
6. サクラメント
7. オーランド
8. ミネアポリス・セントポール
9. デンバー
10. フェニックス

調査全文はこちらから。

原文(English)

Topics: メール |

Comments are closed.