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コミュニティーが選んだ質問で有名人にインタビュー、「Digg Dialogg」
By Andrew G. R. | 2008年 8月 28日
米国で民主党大会が開かれている初日の8月25日(米国時間)、Diggは、「Digg Dialogg」という新製品を発表した。これは「集団の英知」という概念をインタビューの質問に応用するものだ。
仕組みは次のようになっている。
Diggがインタビュー相手を見つける。
その相手に尋ねたい質問を、コミュニティー・メンバーから募る(テキストでも動画でも可)。
寄せられた質問のなかで実際にどれを尋ねて欲しいか、コミュニティー・メンバーの投票で決める。
Diggによれば、インタビューの対象者は、「テクノロジー界の有名人や、環境問題の専門家、企業家、音楽家、映画製作者など、幅広い分野における思想的リーダーや、流行を生み出す人たちのなかから選ぶ」という。
最初に登場するのは、下院議長のNancy Pelosi氏で、インタビューは8月27日(水曜日)の予定だ。
これはなかなかクールだ。しかし、もしDiggコミュニティーが個人的な質問や、これまであえてだれも聞かなかったような質問を選んだらどうなるのだろう。インタビューの多くが一般的な質問に終始するのには理由がある。今回のアイデアは、事前に規制をかけるようなことがなければ素晴らしいが、Diggは本当にすべての質問を採用することができるのだろうか。そしてさらに大事なことは、不愉快な話題も出るかもしれないと分かっていて、なおインタビューに応じてくれるゲストが、今後もずっといるのだろうか。
いずれにしても、Diggが自らのビジネスモデルを発展させていく必要性を理解していることはよく分かる。
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