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LiveJournal、米大統領選に向けた国際的コミュニティー「US Election 2008」を開設
By クリスティーナ レデスマ | 2008年 10月 7日
来るべき米大統領選挙は、米国人にとってのみ重要な意味を持っているというわけではない。この選挙の行方は米国以外の国々にも大きな影響をもたらすのだ。これを踏まえて、ソーシャル・ネットワーキング・プラットフォームを運営するLiveJournalでは、大統領選挙戦の討論の場として、他に類を見ない国際的コミュニティー「US Election 2008」を開設すると発表した。
US Election 2008は、米国外にある新聞社のジャーナリストたちが、間近に迫った大統領選挙に関する米国人の意見や評価を収集できるようにするものだ。このコミュニティーは、大統領候補者たちが直面している問題に対する米国内外の人々の反応も含め、重要な政治的課題に関して、広範囲な議論を公開で進めることを目指している。英国の「Independent」紙、ロシアの「Gazeta」紙、そしてインドの「Mint」紙などが参加している。この、ジャーナリストたちがコミュニティーで議論してもらいたい質問や記事を投稿すると、それが新しいトピックとなって参加者たちがその質問や意見に答えていく。そしてこのやりとりは、米国内に居住する人々の意見を表すものとして、必要に応じて各紙の言語に翻訳される。
10月7日の午後9時(米国東部夏時間)、ナッシュビルで「タウンホール・ミーティング」形式の大統領候補討論会が開催されるが、この討論会が行なわれている間に、US Election 2008でも、コミュニティーの進行担当者たちが討論会の内容を追いながら、コミュニティーに対してリアルタイムに質問を投げかけていく予定だ。コミュニティー内での対話は、討論会の推移に従って進んでいき、討論の内容を反映する仮想のTown Hallを作り出すことになるだろう。
Topics: 政治, オンライン・コミュニティ |
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