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Apple、新しい「MacBook」ファミリーを発表

By デニス ボーチャンド | 2008年 10月 15日

Appleは10月14日(米国時間)、ノートパソコンのデザインに新風を吹き込む、まったく新しい「MacBook」ファミリーを発表した。加えてエントリーモデルの価格を700ドル(日本では10万円)も大幅に引き下げたことにより、金属製の筐体と、プロ仕様の高性能なグラフィック機能を備えた先進的なノートパソコンが、非常に手の届きやすいものとなった。

Apple製品が購入しやすくなると考えられてはいたものの、経済情勢が難しい局面を迎えている時期だけに、今回の新しいラインナップは、喜んで受け入れられるとは限らないかもしれない。

新型MacBookと15インチ「MacBook Pro」は、どちらも1枚のアルミニウム板から削り出した精密なユニボディー筐体によって、より薄く、耐久性に優れた、非常に美しいデザインに仕上がっている。さらに、すべての新しいMacBookファミリーには、最先端のNVIDIA製グラフィック・プロセッサ、瞬時に明るくなる色鮮やかなLEDバックライト・ディスプレイ、そして従来よりもトラッキングエリアが約40%大きくなり、より多くのマルチタッチ操作をサポートする、新しい大型ガラス製マルチタッチ・トラックパッドが搭載されている。今回の全モデルとも、厳密な規格であるEnergy Star 4.0、EPEAT Gold、そしてRoHS環境基準を満たしている。また臭素化難燃剤を使用せず、PVC(ポリ塩化ビニル)を含まない内部ケーブルと部品のみを使用し、エネルギー効率の高いLEDバックライト・ディスプレイは、水銀を含まないものを採用した上、ヒ素を含まないガラスによって製造されており、有毒化学物質の排除という点でも業界の最先端を走っている。

新型MacBookは、MacBookの顧客が新機種に求めてきた機能のトップ3を実現している。それは金属製の筐体、高性能3Dグラフィックス、LEDバックライト・ディスプレイの3つだ。エントリーモデルの価格は旧型MacBook Proの1999ドル(日本では248,800円)と比べて700ドル(日本では10万円)も安くなっている。厚さはほんの2.41cm、重量はわずか2.04Kgで、全体にアルミニウム筐体を採用した新しい13インチMacBookは、非常にコンパクトかつ耐久性に優れたノートパソコンに仕上がっており、価格は1299ドル(日本では148,800円)からとなっている。新しい「NVIDIA GeForce 9400M」グラフィック・プロセッサーを搭載したMacBookは、前世代と比べて最大で5倍も高速なグラフィック性能を持ち、コンシューマ向けノートパソコン上優れた3Dゲーム・プレイを実現する。新型MacBookは、160GB/5400rpmのハードディスクを搭載した2.0GHzモデルと、250GB/5400rpmのハードディスクおよびバックライト・キーボードを搭載した2.4GHzモデルの2機種がラインナップされている。

高機能な15インチの新型MacBook Proは、厚さ2.41cm、重量2.49Kgとなっており、究極の高性能と豊富な拡張機能を、非常にポータブルなデザインの中に納めている。1999ドル(日本では228,800円)から手に入るこのMacBook Proでは、最大2.8GHzで動作する、最新の「Intel Core 2 Duo」プロセッサが選択できる。新しいグラフィック・アーキテクチャーも採用されており、ユーザーはバッテリー寿命に優れた統合型グラフィック・プロセッサNVIDIA GeForce 9400Mと、より高性能で強力なディスクリート・グラフィック・プロセッサ「NVIDIA GeForce 9600M GT」を切り替えて使うことができるようになった。新型MacBook Proは、250GB/5400rpmのハードディスクを搭載した2.4GHzモデルと、320G/5400rpmのハードディスクを搭載した2.53GHzモデルの2機種がラインナップされている。

Appleは同日、「MacBook Air」および17インチMacBook Proのモデルチェンジも発表した。厚さが最も薄い部分で0.4cm、最も厚い部分でもほんの1.94cm、重量はわずか1.36kgというMacBook Airは、新たにNVIDIA GeForce 9400M統合型グラフィック・プロセッサと、高速化されたアーキテクチャーを搭載することにより、3Dゲームや高度なグラフィック機能を強力にサポートする。MacBook Airの価格は1799ドル(日本では214,800円)からで、前世代に比べ50%容量が増加した120GB/4200rpmのハードディスクを搭載している。また新しく128GBのソリッド・ステート・ドライブ(SDD)を搭載したモデルも選べるようになった。新型の17インチMacBook Proは、従来のアルミニウム・デザインはそのままで、1920×1200の高解像度を誇るLEDバックライト・ディスプレイと、容量が増加した320GBのハードディスクを搭載しており、オプションで128GBのSDDも選択できる。

今回の新型MacBook、15インチMacBook Pro、そしてMacBook Airには、次世代の業界標準となる「Mini DisplayPort」が備わっており、24インチのLEDバックライト搭載ワイドスクリーン・ディスプレイ、内蔵「iSight」ビデオカメラ、マイク、そしてスピーカーを、エレガントな薄型アルミニウムとガラスでできた筐体に組み込んだ、新しい「Apple LED Cinema Display」に接続できる。業界標準規格のDisplayPort準拠の新しいMini DisplayPortは、最大30インチのワイドスクリーン・ディスプレイに対し、純粋なデジタル信号による接続が可能だ。Mini DisplayPortは、フルDVIコネクターのサイズの10%という超コンパクトな設計になっており、新しいMacBookファミリーの洗練されたデザインにもマッチする。またMacBookのMini DisplayPortを、旧世代のVGA、DVI/HDMI、そしてDual-Link DVIのディスプレイに接続するアダプターも用意されている。

新型MacBook、15インチおよび17インチのMacBook Proはすでに出荷を開始しており、新しいMacBook Air は11月から、Apple Store、Apple直営店、およびApple製品取扱販売店を通じて販売が開始される。また2.1GHz Intel Core 2 Duoプロセッサー、120GB/5400rpmのハードディスク、およびスロットローディング式8倍速「SuperDrive」を搭載して一新した13インチの「MacBookホワイト」が、999ドル(日本では114,800円)の新価格で販売される。

原文(English)

Topics: Apple |

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