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YouTubeとPBS、米大統領選専用ページ「Video Your Vote」を共同で開設
By デニス ボーチャンド | 2008年 10月 16日
YouTubeが米公共放送サービス（PBS）と手を結び、11月4日（米国時間）の米大統領選挙に向けた行動を、有権者がビデオ撮影してYouTubeにアップロードするための専用チャンネル「Video Your Vote」を10月15日に開設した。
米国で選挙人登録をした有権者は、YouTubeのVideo Your Voteチャンネルに選挙に関する体験を写したビデオを投稿/共有できる。大統領選の当日、このチャンネルは、全米各地の選挙区から有権者の撮影したビデオが寄せられ、最新情報が集まるオンライン選挙速報サイトにもなる予定だ。
この取り組みは、米国における投票手続きなど、投票に関する様々な問題について有権者に教えるとともに、極めて重要な瞬間が訪れるところを世界の人々にも見てもらおうと始められた。YouTube開設後初めてとなる今回の大統領選では、このチャンネルに投票所の様子を収めたビデオを大量に集め、選挙映像のオンライン・ライブラリを作ることを目指している。
優秀な作品のいくつかは、投票日に放送されるPBSの「The NewsHour with Jim Lehrer」で紹介されることになっているほか、PBSの選挙報道でテレビ、オンラインの両方で使われる可能性もある。YouTubeのユーザーは、選挙関連の動画にはすべて「videoyourvote」のタグを付けることが求められている。また、たとえば投票を妨害するような出来事には、「pollproblem」というタグを付けるのがよい。そうしたビデオは、投票手続き全般に関する多様な資料とともに、Video Your Voteチャンネルで簡単に見つけることができ、PBS政治部のアナリストたちがそれらを評価し、選挙の進み方についての解説コメントをつけることになっている。
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