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オンライン児童ポルノ取り締まり強化、カナダで9人が逮捕
By レオ ブランコ | 2008年 1月 17日
オンライン児童ポルノの世界的な取り締まり強化が功を奏して、カナダで98人の容疑者が浮上。9人が逮捕された。しかしさらに恐ろしいのは、その中に教師やスポーツ・インストラクター、ソーシャル・ワーカーなどが含まれていたことだ。いずれも、子供や保護者に警戒心を抱かせず、容易に接触できる立場にある。
この取り組みは確かに称賛に値するものだ。しかし、私はあえてこれを成功とは呼ばない。これまでのところ、逮捕されたのは児童ポルノの利用者だけで、制作者は含まれていないからだ。児童ポルノに関連する品物を所持していても、最高で18カ月刑務所に入るだけでよい。98人の容疑者はどうなったのだろうか？ 残念ながら規制当局は、一部の戦いに勝ったがオンラインポルノ戦争ではまだ勝利を収められていない。
こうした卑劣な犯罪撲滅の取り組みは、オーストラリアで2006年に「Operation Koala」（コアラ作戦）と銘打って開始された。現在、世界中の法執行機関が30カ国以上の数千人に及ぶ人々を調査しており、世界全体で2500人以上がポルノ犯罪への関与を疑われている。
今現在欠けているのは、こうした性犯罪者の特定作業に、公共部門がより積極的に関与していくことだ。
この投稿は「canada.com」の記事を参考にした。
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