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OLPCの「Give 1 Get 1」プログラムに参加しよう
By デニス ボーチャンド | 2008年 11月 19日
先日の米国大統領選挙は、一般市民が力を合わせれば現状を変えることができることを示した。今こそ、その善意を活かして、これまで顧みられなかった発展途上国の子供たちを救うときだ。なかには、子供1人あたりの教育に年間20ドルに満たない額しかかけられなかったり、子供たちの3人に1人は第5学年までも終えられなかったりするほど貧しい国がある。One Laptop per Child(OLPC)の「Give 1 Get 1」プログラムに参加すれば、このような子供たちに近代的な教育を授けて、彼らが、自分たちや家族、自分たちのコミュニティー、社会のためによりよい未来を築けるよう力をつけるのを支援できる。
OLPCは、インターネット接続が可能な十分に低価格なノートパソコンを、世界中の子供たち1人1人に提供することを使命にする非営利団体だ。OLPCは2007年、Give 1 Get 1プログラムを立ち上げ、3500万ドルを超える資金を調達して、アフガニスタン、イラク、レバノン、カンボジア、エチオピア、ハイチ、モンゴル、ルワンダなどの国々の何万人という子供たちにノートパソコンを届ける計画をスタートさせた。これまでに、OLPCは低価格ノートパソコン「XO」を31の国々に50万台以上届けている。そして、2008年中に100万台達成を目指してプログラムを進めている。
11月17日(米国時間)より、以下の2つの方法のうちいずれかを選択することで、個人でOLPCのプログラムに協力できるようになった。
「Give 1 Get 1」――399ドルを支払って、XOを2台購入する。1台は寄付するために。1台は自分のもの。寄付するXOパソコンは、発展途上国の子供に届けられる。自分用に受け取るXOパソコンは、自分で使ってもいいし、あるいは誰か支援したいと思う子供や友人に提供してもかまわない。
「Give One」「Give Many」――寄付するだけでいい、自分のは要らないという人は、XOパソコン1台あたり199ドルとして、何台でも寄付できる。
寄付を希望する場合、米国在住ならこちらに、米国外に住んでいる人はこちらにアクセスしてほしい。
Topics: 技術 |
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