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米2008年第3四半期のインターネット広告売上、前年比11%増の約59億ドルに
By デニス ボーチャンド | 2008年 11月 22日
Interactive Advertising Bureau(IAB)とPricewaterhouseCoopers(PwC)は11月20日(米国時間)、2008年第3四半期におけるインターネット広告売上がほぼ59億ドルに達し、現在の経済苦境をよそに、前年同期に比べて11%の増加を示したと発表した。
発表された「インターネット広告売上報告書」の統計によると、2008年第3四半期の広告売上は、2008年の第2四半期よりも2%上昇している。米国経済に吹き荒れる強力な逆風にもかかわらず、2008年第3四半期の59億ドルという数字は、四半期の売上としてはこれまでで2番目に高い結果を表す。年初から9カ月間の広告売上の総計は、前年同時期の152億ドルよりも高い173億ドルで、2007年の同期間の記録を14%近く上回っている。
PwCのNew Media Groupが実務を担当するインターネット広告売上報告書は、1996年にIABによって開始されたもので、有意のオンライン広告売上を公表しているすべての企業のデータを集約している。これらの統計データは、ネット上で広告を販売している企業によって提供された情報から直接導き出されているため、この報告書の結果は、インタラクティブな広告売上の最も正確な測定値と考えられている。この調査には、ウェブサイト、商用オンラインサービス、広告ネットワーク、無料電子メールプロバイダーなどの、オンラインで広告を販売する諸企業から得られた、オンライン広告売上に関するデータが含まれる。第1四半期と第3四半期の売上報告は推定値となり、具体的な数字は第2および第4四半期のデータ内でそれぞれ公表される。PwCはこれらの情報について監査することはせず、情報に関して見解を示したり何らかの形で保証を提示するといったことはしていない。
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