« 米2008年第3四半期のインターネット広告売上、前年比11%増の約59億ドルに | Home | IBM、知識共有のためのソーシャルネットワーキング・ツールをリリース »
掘り出し物の見つかるサイバーマンデーの人気が上昇
By デニス ボーチャンド | 2008年 11月 25日
感謝祭明けの月曜日「サイバーマンデー」といえば、42%の消費者が、ホリデーシーズンに向けて自分たちのオンラインショッピングをスタートさせる節目の日と捉えているが、2008年は多くの買い物客が、この日をディスカウント商品を探す日と見ているようだ。
Shopzillaが企画し、BizRate Researchが行なった調査では、買い物客の10人のうち8人が、この日にディスカウント商品を検索すると答えた。さらに、69%は配送料無料を、53%は1日かぎりのセールを、また32%は「1つ買ったら1つおまけ付き」のサービスを期待していることがわかった。サイバーマンデーは、掘り出し物の見つかる日ということで有名になったため、多くの消費者が、従来のブラックフライデーに実店舗へと向かわずに、翌月曜日まで待ってオンラインで商品購入しようとするようになった。
特に商品の購入を考えていない単なるウェブサーファーでさえ、サイバーマンデーを賢く利用し、プロモーションやセールを求めてウェブを検索している。ウェブサーファーの51%は、掘り出し物を探すためにログオンすると言い、21%は比較検討を行なうと回答している。
サイバーマンデーは、消費者にとって「得な買い物のできる日」と同義語になった。その証拠に、2007年は43%の消費者がサイバーマンデーに買い物をしたと答えており、63%はいい掘り出し物が見つかったと回答した。このような厳しい経済環境では、それも当然の話で、消費者は今年もお買い得品を探している。
さらに、小売業者もまた、サイバーマンデーのプロモーションについてうまく情報を流している。消費者の4分の3以上(76%)はインターネットでサイバーマンデーのお買い得品を調べており、オンラインの買い物客の48%は電子メールから、13%はニュースからサイバーマンデーのお買い得品の情報を得ていた。また、「CyberMonday.com」や「GottaDeal.com」「CouponMountain.com」「DealTaker.com」「BizRate.com」「Shopzilla.com」など、さまざまな商品を集めたサイバーマンデー関連のサイトも数多くある。78%を超える消費者が、こうした情報集約サイトが非常に役に立つと答えている。
Comments are closed.