Today is | 901amについて


901amについて

901amは、次世代メディア、
ウェブ、ブログに関する
ニュース情報サイトです。

関連サイト


« DoubleClick、ウィジェット広告の提供を開始 | Home | 生活まるごと売ります–eBayの奇妙な売り物 »

Appleが802.11n対応「AirPort Express」を発表

By ミニック リベラ | 2008年 3月 18日

airport.pngAppleは3月17日(米国時間)、小型無線ベースステーション「AirPort Express」[訳注:日本での名称は「AirMac Express」]をアップデートし、IEEE 802.11n規格に対応させたと発表した。これまでと比べてパフォーマンスは最大5倍に向上、通信可能な範囲は最大2倍に拡大したという。802.11n対応のベースステーションとしては世界最小サイズで、価格は99ドルとなっている。インターネット接続環境さえあれば、電源コンセントに直接差し込むだけで、家の中でも屋外でも無線で容易にインターネットが楽しめ、USB接続でプリンターも利用できる。またAirPort Expressの最大の特徴は「AirTunes」機能で、「iTunes」とシームレスに連携して、PCやMacから家の中のどの部屋にあるオーディオ機器へもiTunesの楽曲を簡単に、費用もかからず転送できる。

AirPort Expressはコンパクトな一体型のデザインで、重量は約190gと、持ち運びに非常に便利になっている。同製品はPCにもMacにも対応しており、1つのDSL接続あるいはケーブルブロードバンドを最大10人で共有して利用できる。ユーザーはまた、USBポートにプリンターを接続して無線で1台のプリンターを共有することも可能だ。

AirPort Expressには、オプティカルデジタル/アナログ両対応のオーディオジャックがあり、家庭のステレオやスピーカーに接続できる。iTunesは、離れた場所にあるオーディオ機器を自動的に見つけて、パソコン画面にオーディオ機器のリストをシンプルなポップアップ形式で表示する。リストで転送先の機器を選択したら、AirTunes機能でiTunesのミュージックライブラリがコンピューターからAirPort Expressへと転送され、音楽が楽しめる仕組みだ。家の中に複数台のAirPort Expressを設置し、個別にオーディオセットやパワードスピーカーに接続して、家じゅうを音楽で満たすこともできる。AirPort Expressはまた、通信範囲を既存の「AirPort Extreme」[訳注:日本での名称は「AirMac Extreme」]のレベルにまで拡大することも可能だ。

原文(English)

Topics: Apple |

Comments are closed.