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Box.netが「iPaper」技術によってファイル共有機能を強化
By レオ ブランコ | 2008年 2月 22日
初めてのオンライン・ファイルシステムであるBox.netがScribdの「iPaper」を取り入れた。iPaperは、PCに保存しなくても「PowerPoint」「Word」「Excel」「PDF」といった形式のすべてのファイルを「Flash」を利用したインターフェースで直接閲覧することができるフォーマットだ。
私のようにPDFファイルなどの文書をダウンロードするのが嫌いな者にとって、iPaperは大いに役立つ。それに、互換性のないファイルのフォーマットについて心配する必要もない。このフォーマットはBox.netにとって、ウェブブラウザーだけを使用して生産性やコラボレーションを改善できる非常に実用的な機能だ。
ScribdのiPaperは、「YouTube」ビデオと似ており、PDF、Word、PowerPointといった形式のファイルをFlashウィジェットで閲覧することが可能で、こうしたファイルをウェブページに埋め込んだり共有したりすることができる。文書はダウンロードされるのではなく、iPaperにストリーミングされるので速くて軽い。最大のメリットは、サイトからログアウトしたり、「Acrobat Reader」などのソフトウェアを使用しなくても、こうした文書を閲覧できる点だ。つまり、顧客をサイトにもっと長い時間つなぎとめることができるわけだ。
Topics: ファイル共有, ダウンロード可能なメディア |
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