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comScoreとMedia Contacts、オンラインビデオ利用者の視聴動向を調査
By レオ ブランコ | 2008年 2月 18日
ウェブ計測会社のcomScoreとインタラクティブ・メディア・ネットワークのMedia Contactsは、オンラインビデオとテレビ、および両メディアの広告やコンテンツに関してオンラインビデオ利用者の視聴動向や考え方を明らかにするための調査を実施した。
この調査では、オンラインビデオの利用者を、その利用時間によって3つの層に分類している(下の表を参照)
やはり「YouTube」はこの調査でも、すべての層において利用者が多く、到達率は54%に達しているが、視聴動向は層によって大きく異なっている。
たとえば、利用時間のもっとも長い層は、中国の「ouou.com(偶偶)」「youku.com(优酷)」や「Megavideo」といったニッチなビデオ共有サイトを好んで視聴している。一方、中間層では「WorldNow」「CBS TV Local」「ABC Daytime」「Scripps TV」「CMT]など、テレビ局サイトのビデオコンテンツが人気だ。
予想通り、利用時間のもっとも少ない層は、YouTubeなど普通のビデオ共有サイトをよく見ている。さらに興味深いのは、テレビの視聴時間がもっとも長いのはこの層で、1週間に13時間もテレビを見ているということだ。
うっかり調べるのを忘れたのか、それとも故意に調べなかったのかは分からないが、この調査ではそういった視聴動向の違いが生まれる理由が明らかにされていない。
さらに詳しくはcomScoreのサイトへ。
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