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Zynga 、サード・パーティーのゲーム開発者にネットワークを開放
By デニス ボーチャンド | 2008年 2月 17日
ソーシャル・ゲーミング企業であるZynga Game Networkは、自社のネットワークをサード・パーティーのゲーム開発者やゲーム・パブリッシャに開放し、「Facebook」「Bebo」「Friendster」「meebo」、さらに近い将来には「MySpace」などを利用している大勢のソーシャル・ゲーム愛好家たちに到達するチャンスを与えることにした。Zyngaと提携したSierra Online、Bigpoint、Come2Playなどのゲーム会社は、有用性が実証されているZyngaの配信ネットワークを活用して、自分たちの作ったゲームをソーシャル・ネットワーク上で「クリティカル・マス」[訳注:ものごとが普及・定着するために必要な普及率]を形成するに足るだけのユーザーに確実に届けることができるようになる。最初に提供されるサード・パーティー製ゲームは、Sierra Onlineのウェブゲーム「Capital Defense」と「Boogie Bunnies」、Come2Playの「Backgammon」、Bigpointの2大人気ゲーム「Dark Orbit」と「Sea Fight」だ。
Zyngaはこれまでに、1日のアクティブ・ユーザー数が130万人、登録ユーザー数は2000万人という、ウェブで最大のソーシャル・ゲーム・ネットワークを築いてきた。サード・パーティーのゲーム開発者やゲーム・パブリッシャにとってZyngaのネットワークを利用することは、ウェブ上で最も多くのソーシャル・ゲーム愛好家たちにゲームを提供できるだけでなく、確実に利益を得られるシステムでもあり、また、ネットワーク内でゲームをしているユーザーに対してゲームや友達探しなどユニークな機能を提供する手段となる。
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