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eBayのCEO、まもなく辞任へ
By レオ ブランコ | 2008年 1月 24日
ネットオークション大手eBayのトップの座に10年間君臨してきた悩める最高経営責任者（CEO）のMeg Whitman氏が、会社が伸び悩む中、辞任を検討している。
「The Wall Street Journal」は関係筋の話として、Whitman氏は2、3カ月前から部下に仕事を任せており、数週間以内に自らの最終決定を発表する予定だと報じている。この噂が本当なら、eBayのオークション部門であるMarketplaces事業部のプレジデントを勤めているJohn Donahue氏がWhitman氏の有力な後継者候補だ。
企業の経営幹部の辞任や退職というのは、利益にしか興味のない株主たちを満足させられなかった場合に起こるのが普通だ。Whitman氏はeBayを世界的な成功に導いた功績を認められてはいるが、同社の業績は現在低迷している上、人気の高いVoIP企業のSkypeを買収したものの十分な投資収益を上げられず14億ドルの評価損を計上したことが問題になっており、その指導力については疑問視されていた。
Whitman氏はかつて、いかなるCEOも10年以上権力の座にとどまるべきではないと述べたことがあるが、たぶんその通りだ。おそらく、この世界的なオンライン企業の支配権をそろそろ他者に譲るべき時期だろう。
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