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「Google Street View」の街頭撮影に米国防総省が「待った!」

By レオ ブランコ | 2008年 3月 10日

google-streetview.gif国家機密を扱う米国防総省が、議論になっている「Google Maps」のなかの一機能「Street View」を厳しく非難した。Street Viewは街頭の風景を360度表示できるという機能だが、軍事基地周辺の画像が写し出された場合、国家の安全が脅かされる可能性がある、というのがその理由だ。

テキサス州サンアントニオにあるフォート・サム・ヒューストン米軍基地の警備担当者は、カメラを積んだGoogleの車に撮影許可を出したが、国防総省はこの事実を重要視。警備兵の配置、フェンスの構造、建物の様子が写し出されることにより、安全保障対策が危険にさらされる可能性がある点を危惧している。

一方のGoogle側は、画像は公道から撮影されたもので機密情報には当たらない、、と主張することもできる。しかし、オンライン検索業界大物のGoogleは、やはり主張すべきときとそうでないときをわきまえている。Googleは、国防総省の要請を受けてただちに問題の画像を削除した。

この投稿は「The Lede」の記事を参考にした。

原文(English)

Topics: Google |

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