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Googleの慈善部門「Google.org」が5つの基本構想を発表
By デニス ボーチャンド | 2008年 1月 19日
Googleの慈善事業部門Google.orgが、今後5〜10年間に行なう慈善事業の柱となる5つの基本イニシアティブを発表した。Google.orgは、各分野で活動する経験豊富なパートナーと協力して、資源を投入し、Googleの従業員や国際展開する事業の力を利用して基本イニシアティブを推進していく。
Google.orgはこれとあわせて、以前からのパートナーに助成金などの形で2500万ドル以上を新たに拠出することも明らかにした。資源はGoogleの創設者らが持ち株の約1%と年間利益の1%を慈善活動に寄付し、これに加えて従業員が奉仕することでまかなう。
Google.orgの5つのイニシアティブは以下の通り。
・「危険をはらんだ地域」を特定して迅速な対応を可能にすることによって、地域または世界規模の危機になる前にコミュニティが事態を予測して防止できるようにする取り組みを支援する。
・きわめて重要な情報がよりスムーズに流れるようパートナーと協力して、インドや東アフリカの貧困者に向けた基本的なサービスを改善する。
・中小企業への投資にかかる取引費用を低減する取り組みを支援し、より大きな金融市場を利用できる機会を創出して、この分野における投資を活性化する。
・数十年ではなく数年以内に石炭よりも安価な再生可能エネルギーを開発する。
・プラグイン式電気自動車の商業化を加速する。
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