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中東の海底ケーブル切断に陰謀説が浮上

By レオ ブランコ | 2008年 2月 7日

internet cable
2本の海底ケーブルが切断され、中東とインドに被害をもたらしたという記事をご記憶だろうか。この事件が起きてからまだ1週間しか経っていないが、謎は深まるばかりだ。どうやら、海底ケーブルが切断された時期と場所から、突飛ではあるがあり得なくもない憶測をしている人が多くいるらしい。

当初の報道では停泊中の船が原因とされていたが、今では、イランへのインターネット接続を遮断し、さらに米国のスパイがイスラム世界の電子メールのやり取りを追跡できるようにするための、計画的な秘密工作だという陰謀説まで流れている。

では、投錨中の船が原因という説はどうなったのかというと、行き詰まりを見せている。エジプト当局は映像を確認したが、ケーブルが切断される前後12時間にアレクサンドリア沿岸を行き来する船舶は1隻もなかった。また、問題の海域は航行禁止区域で、船舶があえてこの海域に不法侵入する可能性は低い。

これは、いわゆる「情報戦」の始まりなのか? もちろん、この問題に取り組んでいる危機管理チームはこうした憶測を否定している。

一方、被害地域の人々や企業は、インターネットにまったく接続ができないか、接続できたとしても速度の低下に悩まされている。広範囲に及ぶ接続障害のため、多くの人々が金銭的な損失を被っている。そこでこう言いたい。的外れな憶測はやめて、復旧を完了しよう!

The Seattle Timesより

原文(English)

Topics: インターネット |

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