« Disney-ABC Television Group、実験的な新スタジオ「Stage 9 Digital Media」を開設 | Home | 市民権を得つつあるオンライン・ビデオ――2008年には米国人の過半数が視聴 »
ロケット攻撃から身を守る方法をイスラエル軍と「チャット」できるニュースサイト
By レオ ブランコ | 2008年 3月 4日
パレスチナ自治区ガザ地区では、連日のように痛ましい流血事件が起き、終わりのない報復合戦へと発展している。イスラエルでは、今この瞬間にも飛んでくるかもしれないロケット攻撃の脅威に多くの人が怯えている。
不安を抱く一般市民から寄せられた多くの質問に対処するため、イスラエルの人気ニュースサイト「Ynetnews」は、イスラエル国民とイスラエル国防軍の地域防衛軍Home Front Commandの広報担当Ariella Ben-Avraham中佐が、インターネットによるチャットを利用して、ロケット攻撃が起きた場合の安全確保に関する情報をやり取りできるようにしている。
ショート・メッセージ・サービス（SMS）による警報を希望する声もあれば、自分が住んでいる場所にロケット攻撃の影響があるかどうかを案ずる声もある。Reutersの記事が報じるところによると、Ben-Avraham中佐は、旧式のシステムに頼らざるを得ない現状では、ミサイルが飛んでくる約15秒前にスピーカーから警報音を鳴らし、避難を促すことしかできないと述べている。車の運転中に警報音が鳴った場合は、「ただちに停止し、車を降りて地面に伏せ、手で頭部を守ること」との助言をしている。
一方、いちばん最近のイスラエルによる攻撃では、パレスチナ人100名以上が死亡した。悲劇を大きくしているのは、このうち60名が民間人の犠牲者だという事実だ。
Topics: インターネット |
Comments are closed.
