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「iTunes Store」、米国第2位の音楽小売店に
By レオ ブランコ | 2008年 2月 28日
Steve Jobs氏の巨大な自尊心をいっそう膨らませるに違いないニュースが、またもや明らかになった。調査会社NPD Groupの発表した最新データによれば、いまや「iTunes Store」は、米国第2位の音楽小売店になっているという。このカテゴリーの首位は、依然としてWal-Mart Storesが守っている。
デジタル時代の昨今では、オンラインでの楽曲ダウンロードがCDの売り上げをしのいでいる。iTunesは2007年に40億曲の楽曲を販売し、2007年のクリスマス1日で2000万曲という途方もない数の楽曲を売り上げた。3位と4位にはBest BuyとTargetがつけている。
iTunesは現在、大手および独立系レコード会社の楽曲600万曲以上が並ぶ、世界最大の音楽ラインナップを提供している。また、Appleの発表によれば、iTunes Storeの利用者は5000万人を超えているという。
あるアナリストによれば、売り上げよりも重要なのは、5000万人の利用者が楽曲を購入し、嬉々としてクレジットカード情報をAppleに提供していることだという。きわめて興味深いことに、2007年にCDを1枚も買わなかったティーンエイジャーは48%にのぼり、2006年の38%から増加している。この上昇傾向は、CDが徐々に死につつあることを示している。
しかし、Amazon.comなどのオンライン小売業者が続々と大手レコード会社のDRMフリー楽曲の提供に乗り出す2008年は、iTunesにとってこれまでよりも厳しい年になるかもしれない。
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