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「Capital Times」紙が印刷版を中止、ウェブに全面的に移行
By レオ ブランコ | 2008年 2月 9日
ウィスコンシン州マディソンの「Capital Times」紙は発行部数1万6500部の日刊紙（夕刊のみ）だが、今年4月に印刷版を中止し、ウェブ版に全面的に切り替える計画だ。
同社の財務状況はいまだ健全だが、多数のオンライン新聞やテレビで休みなく放送されるニュースとの競合で悪戦苦闘している。Capital Timesはオンライン版を7年以上前に開始した。今回、さらなる競争力をつけるため、より多くのリソースを提供し、取り組みを強化しようとしている。つまり、同社は今後の業界の動向に適応する必要があり、さもなければ自滅してしまうということだ。Capital Times紙の編集長Dave Zweifel氏は、次のように述べている。
われわれは今まで持ちこたえてきたが、実際のところウェブの影響が拡大してきている。このままのポジションで今までと同じやり方を続けるか、未来に向けて一歩を踏み出すかの選択だ。
紙媒体に慣れた読者のために、Capital Timesでは今後も2種類の週刊誌を発行する予定だ。一方にはニュースとオピニオンのセクションを掲載し、もう一方はカルチャーとエンターテインメントに焦点をあわせる。
こうした変化はまだ始まったばかりだ。ウェブではニュースをより早く、コスト面でも効率的に配信できるため、さらに多くの紙媒体の新聞がウェブに移行していくだろう。
「Editor & Publisher」の記事を参考にした。
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