« 研究報告:ソーシャル・ネットワーキングは健康に好影響 | Home | LiveUniverseがRevverを買収 »
IBM、モバイルサービス分野へ進出
By レオ ブランコ | 2008年 2月 21日
スペインで開催された世界最大の携帯関連イベント「Mobile World Congress」において、多国籍ハイテク企業であるIBMは、特にソーシャル・ネットワークや健康記録、セキュリティなどをはじめとする顧客体験全般の強化を目的に、モバイルサービス分野へ進出することを明らかにした。
IBMのTelecommunications Industry部門担当ゼネラルマネージャーであるMike Hill氏は、ニュースリリースの中で次のように述べている。「当社と取引きのあるサービスプロバイダーによると、今後5年間はテレビや動画といった融合型コンテンツサービスが成長の原動力になるはずだという。だが、こうした新サービスによる売り上げを増やすためには、体験全体を構成する使いやすさや手軽さ、セキュリティ、サービスの質といった要素が非常に重要だ。消費者は、現在プロバイダーが提供しているサービスと同じ通信会社レベルの質を新しいモバイルサービスに期待している」
Mobile World Congressで発表されたソリューションの1つは、携帯電話のショートメッセージ・サービス(SMS)やボイスメッセージを利用してソーシャル・ネットワーキング・サイトをモバイル機器に対応させるために、IBMとVodafoneが共同開発したものだ。
また、「プレゼンス技術」という技術は、緊急事態に備えて健康記録のローミングを可能にする。
Comments are closed.