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政治に多大な影響力を及ぼし始めたニューメディア
By レオ ブランコ | 2008年 3月 27日
ブログ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、携帯電話などのニューメディアが、政治の強力なツールになりつつある。米大統領の有力候補であるBarack Obama上院議員の選挙運動においては明らかにそうだし、最近行なわれたマレーシアの総選挙もその一例と言える。
「Herald Tribune」紙の報道によると、マレーシアのAbdullah Ahmad Badawi首相がインターネットの影響力を過小評価したことは大きな間違いだったと認めたという。テレビや新聞といった政府統制下にある従来型メディアに頼ってきた結果、与党連合の議席はこれまでの安定多数を下回った。
一方、野党側はインターネットやテキストメッセージを最大限利用して、政治汚職、宗教、人種間の対立などマレーシアの切迫した問題を若い有権者に訴えた。このような試みによって、野党は議席を大幅に伸ばした。
もう一度言っておく。インターネットの力を甘く見てはいけない。さもないと……。
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