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2008年のソーシャル・ネットワークのけん引役はニッチ市場向けコミュニティ
By レオ ブランコ | 2008年 1月 18日
調査会社Experianの報告「英国におけるソーシャル・ネットワーキングの影響」によれば、今年は特殊な市場分野向けのWeb 2.0クリーク(小グループ)・コミュニティやソーシャル・ネットワークが増加するという。
大衆市場向けのSNSサイトはもう大げさに宣伝されることはないかもしれないが、今後低迷するのか着実に成長するのかについては、今回の調査報告では触れられていない。これから出現するクリーク・コミュニティは、しだいに企業幹部といった有力者にとって魅力的なコミュニティになり、排他的な会員システムを採用するようになるだろう。簡単に言えば、やはり「量より質」になっていくということだ。
クリーク・コミュニティの一例は、50歳以上の中高年向けソーシャル・ネットワーク「Saga Zone」だ。「ResidentHQ」も、高級住宅地開発者に特化したネットワークで、クリークコミュニティの一例と言える。
だが、クリークコミュニティが「Facebook」や「MySpace」のような大衆向けサイトに取って代わるわけではない。コンテンツがほかのサイトにも少しずつ流れていくので、専門家のサイトは大衆向けサイトに取って代わるのではなく、共存してコミュニティ間の関係を追求するようになるだろう。
Topics: ソーシャルネットワーク |
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