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米海兵隊、通信と共同作業用ソリューションとして「Jabber XCP」を採用
By デニス ボーチャンド | 2008年 1月 18日
Jabberは、米海兵隊が、包括的なコミュニケーションおよびコラボレーション・ソリューションとして、「Jabber Extensible Communications Platform」（Jabber XCP）を採用したと発表した。これには、インタスタント・メッセージング（IM）機能、継続的なグループチャット機能、プレゼンス機能、SIP/SIMPLEプロトコル対応のためのゲートウェイ、インターネット・リレーチャット（IRC）メッセージング・サービス、カスタム開発用SDKなどが含まれる。また契約の一環として、Jabberは、仮想化統合のコンサルティング、カスタム・トレーニング、アーキテクチャおよびエンジニアリングのサポートなどといった、専門的なサービスも提供していく。
海兵隊は、現役軍人、予備役部隊、軍属、請負業者を対象に合計28万3000件のJabber XCPライセンスを獲得した。今回結ばれた法人ライセンス契約（ELA）は金額が340万ドルを超えると見られており、海兵隊は今後3年間にわたり、新旧の情報システムにJabber XCPを統合することができる。ELAの履行に伴い、海兵隊のメンバーは、軍事作戦の支援に配備されているときや駐屯しているときに、軍事戦略システムにJabber XCPを使用することが可能となる。また、管理が容易で最小限の帯域幅しか使用せず、きわめて小型軽量でユーザー側のスペースはいっさい使わないウェブ・クライアント「Jabber Messenger for the Web」を使用することもできる。同ウェブ・クライアントを利用することによって、交代制勤務の手配などに代表される、クライアント側のアプリケーションをユーザーのデスクトップ・コンピューターにインストールことができなかったり、すべきでなかったような作業ができるようになる。
Topics: インスタント・メッセージ, 技術 |
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