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AOL、聴覚障害者向けのリアルタイムIM機能を開発
By クリスティーナ レデスマ | 2008年 1月 17日
AOLは1月15日(米国時間)、聴覚に障害のあるユーザーを対象とした初のリアルタイム・インスタントメッセージ(IM)機能をテストしていることを明らかにした。この機能は、ギャローデット大学とウィスコンシン大学マディソン校のトレース研究開発センターの指導をもとに開発されたもので、人気のIMソフトウェア「AIM」の最新版「AIM 6.8」のベータ版に搭載されている。
IMによる会話の質を向上させるAIMの新しいリアルタイムIM機能は、相手が送信ボタンを押してからでないとメッセージを読めなかった従来のIMと異なり、相手が入力中の文字を読めるというものだ。耳の聞こえる人は、相手の発言を聞きながら即座に返事をしたり反応したりできるが、聴覚に障害のあるユーザーも、この機能を使えばそれと同じように、相手が入力中の言葉に反応できるようになる。
この新機能を利用するには、IMウィンドウの「Actions」メニューから「Real-Time IM」を選択すればいい。また、「友だちリスト」内の友人を選択してからキーボードの「Ctrl」と「R」を同時に押す方法でも、リアルタイムIM機能を起動できる。この機能を使うには、IMの送信者と受信者の両方が、リアルタイムIM機能を備えたAIM 6.8 以降のバージョンを使用している必要がある。
Topics: インスタント・メッセージ, AOL |
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