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TicketmasterがTicketsNowを買収
By デニス ボーチャンド | 2008年 1月 17日
IAC/InterActiveCorp傘下の「Ticketmaster」は1月15日(米国時間)、2億6500万ドルでTicketsNowを買収することで最終的な合意に達したと発表した。
Ticketmasterは、定価販売のチケットやプレミア付きチケット、再販チケットといったカテゴリーでチケットの価格と入手可能かどうかを同時に比較検討できる複合プラットフォームを開発する。また、既存のチケット再販仲介事業「TicketExchange」と全米フットボール連盟(NFL)、米アイスホッケーリーグ(NHL)、全米プロバスケットボール協会(NBA)との提携を足掛かりに、イベントの会場や主催者、参加チームなどエンターテインメントのライブイベント関係者と緊密に協力し、再販市場でチケットを購入するファンにチケットの照合や電子配信といったサービスを提供していく。今回の買収により、Ticketmasterはイベントチケット売買サイトを運営するStubHubと競合することになる。
TicketsNowは、精選された800以上のチケット再販専門業者と提携し、最高水準の説明責任と誠実性を確保している。
買収完了後も、TicketsNowはイリノイ州のローリングメドーズとクリスタルレイクにある拠点で営業を続ける。TicketsNowの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めているCheryl Rosner氏は今後もCEOの地位にとどまる予定で、他の経営陣も現在の地位にとどまると見られる。
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