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人気のSNS、広告売上は期待に達せず
By レオ ブランコ | 2008年 2月 7日
ベンチャーキャピタル業界や証券取引所で一番の人気が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)であることは間違いない。しかし、人気のSNSサイトも、広告収入では目標額を達成できていない。
「The Wall Street Journal」(WSJ)紙の報道によると、Googleの共同設立者であるSergey Brin氏はアナリストらに対して、SNSを使った広告の可能性を過大評価していたことを認め、「全体的にSNSの活用には問題があり、SNSから売上をあげようとした戦略の一部は、期待したほどの成果が出なかった」と語った。
MySpaceを傘下に持つNews Corpも、同じような結果になっている。MySpaceはビジター数が世界有数のサイトだが、営業利益はわずか2300万ドルという皮肉な結果になっているからだ。
この理由について一部のアナリストは、SNSのコンテンツは分類が難しく、消費者と販売担当者の両方を混乱させているためではないかとみている。しかしその一方で、このような惨憺たる結果になるのは、本質的にパーミッション・マーケティングであるSNSの場で、コミュニティーに受け入れられるのに必要な許可を得られていないからだと批判する意見も出ている。
この記事は「BloggingStocks」の投稿を参考にした。
Topics: ソーシャルネットワーク |
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