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Starbucksが店舗内でのWi-Fiアクセスを無料提供へ
By レオ ブランコ | 2008年 2月 14日
Starbucksは、T-Mobile HotSpotとの6年間にわたる提携関係を終了させ、新たにAT&Tと10年契約を結んだ。新しい契約により、Starbucks の顧客にAT&TのWi-Fiアクセスが無料で提供されることになる。大方の予想通り、契約の金銭的条件は公開されていない。
Wi-Fiアクセスの無料提供は、既に小規模なコーヒーショップで行なわれてはいるが、Starbucksの影響力から生ずるこの大きな変化は、Wi-Fiのホットスポット業界に影響を与えかねない。Starbucksは米国内だけで1700万人以上の顧客と7000件の店舗を有している。サービス開始は2008年の春からとされており、年末までには全米での提供が完了する見通しだ。
Starbucksが無料システムの導入を決定した理由は、「iPhone」やWi-Fiインターネットラジオ、ノートパソコンなど、携帯機器を持参する顧客が増えているためだ。これにより、iTunesとの提携による楽曲や動画のダウンロード販売を促進し、店内営業の売上増につながることが期待されるが、Starbucksにとってより望ましく重要な狙いは、全般的な顧客体験の向上を図ることにある。
「The Seattle Times」の記事を参考にした。
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