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オンラインからテレビに進出した「quarterlife」の成功は？
By レオ ブランコ | 2008年 2月 28日
数カ月後には、オンライン・ドラマシリーズがメジャーのテレビネットワークに登場しだす先鞭をつけたのは、「quarterlife」だと報じることになるかもしれない。
この番組は2月26日午後10時（米国時間）、NBC放送でオンエアされる。だが、レギュラー放送は3月2日から開始で、毎週日曜日の午後9時からだ。quarterlifeは、20代のクリエイティブな人々6人による同時進行的なドラマで、人生の重要な決断がなされるさまざまな瞬間を追いかける。これが成功すれば、オンライン・コミュニティーで活躍している多くのクリエイティブな人々のチャンスを大きく広げることになる。
現在の大問題は、quarterlifeがオンラインでの成功をテレビ画面でも再現できるか、あるいはその魅力を発揮できずに終わるかという点だ。視聴者というのはきわめて気まぐれなものだから、これが牽引力を持つのかどうかは、じつのところ予測がつかない。ときには、成功している間はそのままにしておくほうがいいこともある。それでも、これはわれわれの視聴体験を変えてしまえるような非常に魅力的なギャンブルではある。
新しい報道によれば、quarterlifeはABC放送で2005年に試験的に放送されたことがあったが、注目されることなく終わったという。quarterlifeのプロデューサーMarshall Herskovitz氏の言葉を借りれば、「今回のシリーズには前とは違う面がたくさんあり、前の試験放送（のような早い時期）にはこれがなかった。全体として、私はキャストが気に入っていたし、いい感覚のある作品ではあったが、終わったからといって何らかの感情がわくようなものではなかった」
Herskovitz氏たちはその後、シナリオを書き直し、オンライン・コミュニティーの人々に焦点を絞り、クリエイティブで情熱的な人々の姿を描き出した。あとは周知のごとくだ。
だから、われわれはquarterlifeの成功を祈り、たくさんのオンラインシリーズがテレビ画面へと進んでいけるように引っ張ってくれることを期待しようではないか。
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