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Zillow.com、データベースの拡張と「Zestimate」アルゴリズムの改良を実施
By ミニック リベラ | 2008年 1月 12日
「Zillow.com」は1月10日(米国時間)、米国内の大半の家屋に関する情報を集めた同社のデータベースについて、大幅な拡張およびアップグレードを実施したことを明らかにした。これにより、米国の48州でカバーする物件数は、これまでの7000万件から8000万件に増えた。この数字は、米国の全家屋数の88%に相当する。同社が「Zestimate」と呼ぶ評価額情報が掲載されている物件数も6700万件に増大し、米国内の物件すべての4分の3をカバーするに至った。2006年のZillow創立時と比較すると68%も増加している。Zestimate情報を新たに利用できるようになった地域は、アラバマ、アーカンソー、デラウェア、アイオワ、アイダホ、インディアナ、カンザス、ケンタッキー、ルイジアナ、ウェストバージニア、ニューハンプシャーの各州。
Zillowはそのほか、Zestimateのアルゴリズムを大幅に拡張強化したことも明らかにした。この改良により、これまでの20倍にのぼる統計モデルが組み込まれ、地域や家屋の種別に応じた変数がより多く加わったほか、寝室数やバスルーム数、面積など、物件の所有者が編集した家屋情報も考慮に入れて算出されるようになった。現在までに、100万件を超える物件が所有者からの申告を受けて情報更新されており、多くの物件でZestimateの精度が向上している。
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