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Zimbra、Java対応モバイル機器にサービス体験を拡大
By デニス ボーチャンド | 2008年 4月 7日
Yahoo!の子会社で、オープンソースの次世代型メッセージングおよびコラボレーション・ソフトウェア分野の大手企業であるZimbraが4月3日（米国時間）、「ZimbraME（Java Mobile Edition）」クライアントおよびそのソースコードの提供を開始すると発表した。これにより、携帯電話などJava対応のモバイル機器のユーザーは、業界でもっとも完成されたコラボレーション・ソリューションを手に入れることになる。
ZimbraMEクライアントを利用すれば、「Zimbra Collaboration Suite」（ZCS）の「Open Source Edition」（無料）、あるいは「Network Edition」（有料）を利用する世界中のユーザーは、市販されているJava対応モバイル機器から電子メールやカレンダーにアクセスできるようになる。これは、市場に出回っている幅広い種類のデバイスにZimbraのサービス体験を拡大する取り組みであるとともに、電子メールやウェブのモバイルサービスにおけるYahoo!の主導権を確立して、消費者にとって第一のスタート地点とすることを狙ったものでもある。
ZimbraMEは、モバイル機器に直接ダウンロードできるJava対応アプリケーションで、ZCSユーザーがメールやアドレス帳、カレンダーにアクセスできるようにするものだ。Zimbra Ajaxクライアントと同じ強力な検索機能も有している。
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