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WiFiによるモバイルインターネット、全米で普及が進む
By クリスティーナ レデスマ | 2009年 2月 17日
モバイル広告マーケットプレイスを運営するAdMobが発表した2009年1月度の「Mobile Metrics Report 」によると、WiFiによるモバイル・インターネット利用の普及は米国で依然伸び続け、西欧地域でも高い伸びが見られるという。
米国で最も多くのWiFiトラフィックを生み出している州はカリフォルニア州で全体の18％を占め、以下、ニューヨーク州14％、テキサス州8％と続く。
そのほか、2009年1月分の報告書で目立った点は以下の通りだ。
・世界全体の広告リクエストは前月比8％増の68億回になった。この伸びを牽引したのは、西欧地域とアジア地域における2桁成長だ。
・西欧地域からのトラフィックは過去1年間で132％増加し、2009年1月には5億5000万リクエストに達した。最も急速な伸びを示したのはスペインとイタリアだ。
・現在、西欧地域で最も利用されている機器は「iPhone」で、全リクエストの21％を占めている。シェアがこれほど高いのは、iPhoneユーザーによるモバイルサイトおよびモバイルアプリケーションの利用が非常に盛んなことと、AdMobがiPhone向けの広告に強いことが影響している。
・西欧地域で第2位、第3位のメーカーはNokiaとSony Ericssonで、全リクエストに占める割合はそれぞれ22％、17％となっている。Nokiaはスマートフォン市場で依然として優位にあり、上位15機種のうち11機種をNokiaの製品が占めている。
・西欧地域の市場における「Windows Mobile」のシェアは5％で、上位15機種ではSamsungの「i900」のみがWindows Mobile搭載機だ。世界全体で見ると、Windows Mobileのシェアは、スマートフォンからの広告リクエストの8％となっている。
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