« バージニア州、景気刺激の投資計画立案への市民参加を促すウェブサイトを開設 | Home | WiFiによるモバイルインターネット、全米で普及が進む »
ライフスタイル応援ソーシャルサイト「Diddit」がスタート
By クリスティーナ レデスマ | 2009年 2月 16日
ソーシャルメディア向けソフトウェアを開発しているLudic Labsが2月12日（米国時間）、「Diddit」をローンチした。人々が新しい生活体験を発見したり、自分の行なった活動に対して賛辞を得られたり、同じような趣味嗜好の人々と体験談を共有しあったり、また連絡を取り合ったりできるサイトだという。Didditは、日々の暮らしの中でのさまざまな活動に関する総合ガイドと、ユーザーをさまざまな種類の豊かなライフスタイル・コンテンツに引き込む魅力的なソーシャルプラットフォームを融合させた形のもので、コンテンツは、訪問したスキーのトップリゾートから、パリで見つけてきたアトラクション、実行している環境に優しい生活習慣まで幅広い。
またDidditは、Accel Partnersが主幹事を務める資金調達ラウンドで500万ドルを獲得した。Accel Partnersのほかには、KPG Ventures、同社の創設者たち、および匿名の個人投資家たちが今回のラウンドに出資している。
Didditにはすでに、同社がほんの数カ月前にスタートした完全招待制のプログラムで、自分の体験済み項目にチェックマークを付けた登録ユーザーが1万人存在する。マークの付いた項目は、完走したマラソンから、訪れたことのあるブロードウェイの劇場まで75万件を超えている。Didditは現在アルファ版ながら、「トラベル」「ファミリー」「スポーツ」「歴史」「素晴らしいアウトドア」「マニア向けサブカルチャー」など、見やすく分類されたカテゴリーにより、ビジターは30万件を超えるアクティビティを容易に閲覧することができる。メンバーは自分の体験したアクティビティにチェックマークを付け、自分がしてみたいアドベンチャーをリストアップし、ユーザーの達成報告を祝い、コンテストで他の人と競い合い、興味に応じたマイクロコミュニティーを作って活動するなどして、Didditを自分専用の生活体験計画表にすることができる。
Didditは、検索エンジン企業Inktomiの初期の開発チームの発案だ。このチームには、Inktomiの創設者、創設時の研究開発部門バイスプレジデント、それに初期の技術と製品を率いた人々が加わっており、大規模な分散情報システムの分野における専門知識をこれに注ぎ込んでいる。
Topics: ウェブ |
Comments are closed.
