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米調査:携帯音楽サービスの世界売上、2013年には146億ドルに
By クリスティーナ レデスマ | 2009年 2月 25日
Juniper Researchが2月22日(現地時間)に発表した最新調査によると、携帯音楽サービス関連の世界の売上高は、着信メロディーの売上は減少しているものの、2013年までにほぼ146億ドルに達するという。
またJuniperの報告では、楽曲ダウンロード・サービスの大々的な普及を阻害する主な要因が、特に携帯端末の形状やメモリ上の制約、(一部の市場における)データコストの削減などの点において、かなり改善されてきたことが示されている。こうした状況が、携帯音楽事業への参入に対する大手音楽レーベルの意欲の向上、および携帯音楽市場におけるユーザー生成コンテンツの急増といった事象と相まって、音楽サービスの普及と利用頻度を一層押し上げてきたものと見られる。
業界全体における楽曲ダウンロードに対する最近の関心の高まりは主に、「iPhone」および「iPhone 3G」によって促進されてきた。
Juniperの報告には、サービスの利用度に関するデータ、ユーザー数、価格、ユーザーの支出額、エンドユーザー売上のほか、携帯音楽サービスの広告支出に対する景気低迷の影響に関する想定に基づく見通しなど、過去と現在、および2013年までの予測の市場規模に関するデータが提示されている。
Juniper Researchの調査報告「携帯音楽:動画、ストリーミング、楽曲、呼び出し音、着信メロディー、景気低迷に関する分析 2009年〜2013年(第5版)」の詳しい情報は、こちらへ。
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