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Nielsen調査:米国で伸びを続ける動画視聴、テレビ視聴時間は過去最高
By クリスティーナ レデスマ | 2009年 2月 26日
市場調査会社のNielsenが2月23日(米国時間)に発表した、テレビ、インターネット、およびモバイル端末における動画視聴に関する調査結果によると、動画視聴はかつてないレベルまで増加を続けているという。Nielsenは2008年第4四半期の「A2/M2 Three Screen Report」で、米国人は1カ月に平均151時間以上テレビを視聴すると報告している。これは過去最高となる数字だ。さらに、米国人のインターネットでの動画視聴時間は月3時間となっており、モバイル動画の利用者では、携帯電話などの機器を利用して月4時間近くを視聴しているという。
Nielsenはまた、デジタル・ビデオ・レコーダー(DVR)などを利用したテレビの録画視聴時間が、オンラインでの動画視聴時間の2倍を記録し、1カ月あたり7時間11分に達したと報告している。しかし、消費者の将来の録画利用傾向を予測する潜在指標となる、18〜24歳の若年層では、インターネットでの動画視聴時間とDVRでの録画視聴時間がいずれも1カ月あたり約5時間で、両者に差がなかった。
テレビおよびインターネットにおける動画視聴時間は、電子的にデータを集めて定期的に報告を行なう、Nielsenの米国テレビおよびインターネット視聴率調査のパネルを使って計測した。携帯電話に関する数値は、Nielsenが四半期ごとの調査で集めたもので、アーリーアダプターが報告するモバイル動画の利用状況がそのまま伝わるデータとなっている。
Topics: メトリクス |
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