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自動車メンテナンス情報のDriverSide、530万ドルの資金を調達
By クリスティーナ レデスマ | 2009年 3月 13日
自動車メンテナンス情報を手がけるDriverSideは3月12日（米国時間）、新たに主幹投資家としてAllegis Capitalを迎え、これまでにも出資していたCatamount Venturesおよび同社の創設者も加わった資金調達ラウンドで、530万ドルを調達したと発表した。調達した資金は、自動車の所有者へのリーチを求めている自動車サービス企業との売上増につながる提携、およびDriverSideの製品開発に投資する計画だ。今回の資金調達ラウンドで、DriverSideがこれまでに集めたベンチャー資本は総計840万ドルになった。
DriverSideはまた、オイル交換業者用のPOSシステム「LubeSoft」の開発元Integrated Services（ISI）との提携も発表した。DriverSideは、ISIのシステムを利用している業者を対象としてオンラインの「バーチャル整備工場」を構築し、業者が顧客に一貫したオーナーシップ体験を提供できるよう支援するという。ISIは、米国内の2500を超える地域で事業を展開している。
DriverSideのISIとの提携は、オイル交換業者が顧客と最適な関係を築けるよう支援することを目的としている。いったんバーチャル整備工場を構築すると、自動車のサービス履歴に伴なって内容が自動更新されるほか、顧客のニーズおよび所有する車に合わせて、全面的にカスタマイズできる。各種サービスの提供やリコール、部品、その他所有者が必要とする情報に関して、メールによる自動リマインダー機能が利用可能で、顧客は所有する車の寿命を延ばすサービスや情報に常に触れていられるという特長がある。
Topics: ベンチャー・キャピタル, ウェブ |
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