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急成長を見せる地域情報検索
By クリスティーナ レデスマ | 2009年 3月 31日
Yellow Pages Association(YPA)から発表された、comScoreの実施による調査によれば、この1年における地域情報検索は、ウェブ検索全体の成長率をはるかに上回る驚異的な急成長を遂げているという。
同調査によると、地域情報検索は2008年、58%の成長率を遂げて年間の総検索件数が157億件に達したという。これに比較して、米国全体でのウェブにおけるコア検索は、2008年末で1370億件にわずかに届かず、年間成長率は21%とはるかに小さな伸び率にとどまった。地域情報検索は、上位5ポータルのコア検索の12%を占めている。
地域情報検索の人気の高まりのおかげで、インターネットのイエローページサイトや地域密着型のオンライン・ビジネス・ディレクトリもまた、2008年は23%の2ケタ成長を遂げ、年間46億件の検索件数を実現した。
地域情報を検索するユーザーが増加するにつれ、スポンサー付きリンクに表示されるイエローページのデータも増加している。イエローページサイト全体では、この1年でスポンサー付きリンクへの露出が50%も増え、2008年12月の1カ月だけで3億5300万件にも達しており、ローカルビジネスの情報に対するニーズの増加が明瞭に示されている。
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