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米国の携帯電話ユーザー、4人に1人が運転しながらテキストメッセージを操作

By デニス ボーチャンド | 2009年 5月 26日

Vlingoは5月20日(米国時間)、2回目となる年次報告書「Vlingo Consumer Mobile Messaging Habits Report」の概要を公表した。「Driving While Texting(運転中のテキストメッセージ操作)」(DWT)禁止法が7つの州およびワシントンD.C.で施行され、また、DWTを原因とする事故が報道されているにもかかわらず、携帯電話ユーザーの26%が運転しながらテキストメッセージの操作を続けていることが分かった。違反者が最も多いテネシー州では、DWTをしているという回答の割合が42%と最も高く、最も低いのはアリゾナ州の18.8%だった。Vlingoの調査結果によると、テキストメッセージの利用は過去1年間にすべての年齢層で着実に増加し続け、2008年に携帯電話ユーザーの54%だったテキストメッセージ使用者は、現在ではおよそ60%に達している。

携帯電話ユーザー全体の4人に1人がDWTをしたことがあると認め、DWT経験者はすべての年齢層に見られた。DWTを認めたのは16〜19歳ではおよそ60%、20〜29歳では49%だった。年齢が高くなるとDWTは少なくなるものの、50歳代でもDWTを認めた回答が13%あり、やはりDWTの割合が高いことを示している。

回答者の間で、DWTは法律で禁止されるべきだという点で意見ははぼ一致している。DWTを法律で禁じるべきだと考える回答者は83%をやや上回り、禁じるべきではないとする回答は7%、分からないという回答は10%だった。しかし、キー入力しなくてもテキストメッセージを利用できるハンズフリー機能などの安全策を条件にDWTを合法化することに賛成する回答は40%あった。また、話した言葉がテキストメッセージや電子メールに変換され、受信したメッセージが読み上げられるなら、運転中にタイピングする代わりに音声認識技術を使用するという回答が70%近くあった。

原文(English)

Topics: ウェブ, モバイル |

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