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みんなで大統領就任演説を作ろう――「The People’s Inaugural Address」
By クリスティーナ レデスマ | 2009年 1月 7日
日刊オンラインマガジン「Slate」は1月6日（米国時間）、「The People’s Inaugural Address」（人民の就任演説）の立ち上げを発表した。これはBarack Obama次期大統領に就任演説で披露して欲しいスピーチを、ユーザーたちが構成、編集、投票して合作するという、インタラクティブな機能だ。歴代の大統領たちが行なった就任演説データベースを手がかりに、ユーザーは気に入ったフレーズを過去の演説から選び出したり、自分自身の言葉を使ったりして理想的な演説を作り出すことができる。
インターネット新興企業MixedInkの先端技術によって提供されるThe People’s Inaugural Addressは、誰でもがスピーチを書き、再構成し、評価をつけることが可能なのはもちろん、さまざまな意見をまとめ上げ、最も人気があるスピーチを決定することができるという点で、単なるwikiシステムには留まらない。Slateでは評価の高いスピーチを特集する予定となっており、ユーザーによって作成された各スピーチは、作者やフレーズ単位で検索できる。
就任演説の作成、再構成、評価は1月16日まで行なうことができる。期間中、Slateは評価の高いスピーチを大きく取り扱い、ユーザーに、気に入ったスピーチへの決選投票を求める。そして、就任式の前日となる1月19日、Slateは最高評価を得た、真の、人民の人民による人民のための演説を発表する予定だ。
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