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AOLがウェブメール・サービス「AOL Mail」の新版をリリース
By クリスティーナ レデスマ | 2009年 1月 24日
AOLのProducts and Technologies Groupが、ウェブメール・サービス「AOL Mail」を強化した新版をリリースした。ユーザーがAOL Mailのページから、「Gmail」「Yahoo! Mail」といったさまざまなサードパーティーのサイトなどの訪問先に、ワンクリックで直接アクセスできるようにしたという。
AOLはこの1年、AOL Mailをサードパーティーのコンテンツにもより広く開放し、広告主により多くの収入機会を提供しようと、同メール製品に多種多様な機能を30以上も追加してきた。新版は国際的にリリースされ、世界中の38を超える国や地域で利用できる。
新しくなったAOL Mailの主な機能は以下のとおりだ。
サードパーティーの電子メールアカウントへのアクセス：サードパーティーの電子メール用プラグインを備え、ユーザーはAOL Mail内でYahoo! MailおよびGmailがプレビューできるようになり、AOL MailのページからワンクリックでYahoo! MailやGmailスにアクセスできるようになった。
高速化したパフォーマンス：最新の技術を使って、AOL Mail体験の速度とパフォーマンスを向上させるとともに、より直観的に扱えるようユーザーインターフェースを改良した。
スキン（テーマ）の増強：スキン（テーマ）を新たに45種類以上追加し、ユーザーが自分のページをカスタマイズできるようにするとともに、広告主がAOLと連携して、重要なオーディエンス対して訴求力のあるテーマを作成できるようにした。
プラグイン・ギャラリー：好きなサイト、コンテンツ、Gmail、あるいはYahoo! Mailにワンクリックでアクセスできるようにする新しいプラグインが各種用意され、ユーザーが自分のAOL Mailページをカスタマイズするため選べるようになった。このギャラリーでは、現在「myAOL」のギャラリーに保存されている全AOLガジェットへのアクセスも提供する。さらにAOLは、サードパーティーの開発者に、AOLの開発者ネットワークを通じてAOL Mail用の新しいガジェットを作成するよう呼びかけている。
同期化：AOLのカレンダー機能およびアドレスブックを、自分のデスクトップや「Blackberry」「iPhone」などのワイヤレス携帯機器からリアルタイムで更新できる。さらに、ユーザーは世界中どこでも、また実質的にいかなるデバイスからでも、モバイルAOL Mailの体験が完全に楽しめる。
今回の新版リリースは、広告支援型ビジネスへの移行を目指すAOLの取り組みの最終段階の1つとして設立された、AOLのProducts and Technologies Groupが手がける最初のリリースとなる。
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