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MySpaceおよびYouTube、世界経済フォーラムへの代表レポーターが決定
By デニス ボーチャンド | 2009年 1月 27日
MySpace.comおよびYouTubeから2人の「市民レポーター」が誕生した。両サイトが主催したオンライン・コンテストの勝者2人が、スイスのダボス/クロスタースで開催される世界経済フォーラムの2009年次総会に招待され、特派員として参加する。2人の「市民レポーター」は、権威ある同会議に参加する権利を得て、それぞれMySpaceおよびYouTubeのプラットフォームから会場の様子をおのおののコミュニティーに伝える。
カリフォルニア州ロサンゼルス在住のRebecca McQuiggさんは、MySpaceが行なったコンテスト「MySpace Journal」で選出された。同コンテストの審査員には、世界経済フォーラムの広報ディレクターMark Adams氏、「Huffington Post」の共同創設者で編集長を務めるArianna Huffington氏、コミュニケーションの専門家で政治コンサルタントのFrank Luntz氏、MySpaceの共同創設者で最高経営責任者(CEO)のChris DeWolfe氏などが、MySpaceのコミュニティー代表として名を連ねる。MySpace Journalコンテストでは、締切までの1週間足らずの期間で、応募者は、自分が選ばれてダボスの会議に参加し、グローバルなMySpaceコミュニティーに向けて会議をレポートするべき理由を伝えるビデオを提出するとともに、以下の質問のどれか1つに答えることを求められた。
- この会議に刺激を与えるため、誰か1人(現在生きている人物でも歴史上の人物でもかまわない)を会議に連れて行けるとしたら、それは誰か? そしてその理由は?
- 経済状況に変化を起こすため、MySpaceのコミュニティー全体を1つのことに取り組ませることができるとしたら、それは何か?
- 自分がMySpaceの特派員として、世界経済フォーラムに出席する機会を得るに値する理由は? そしてこの参加で、自分はオーディエンスとどのように関わっていくか?
Rebecca McQuiggさんには、スイスのダボスまでの往復の渡航費用全額と、メディアとしての会議場への入場資格が特典として与えられる。McQuiggさんはまた、同会議の体験を、MySpaceのブログおよびビデオブログ、ならびに「Wall Street Journal」のオンライン版で報告することになる。
YouTubeのコミュニティー代表は、南米コロンビア共和国ボゴタに住むPablo Camachoさんだ。Camachoさんは24歳の学生で、フリーのライターでもある。Camachoさんはまた、Mmodcatsというバンドでヴォーカルとギターも担当している。同氏はYouTubeが開催したコンテスト「Davos Debates」で250人を超す応募者の中から選ばれた。同コンテストには、アフガニスタン、カナダ、エジプト、ドイツ、イスラエル、オランダ、ニュージーランド、パナマ共和国、フィリピン、ロシア、スウェーデン、英国、および米国など世界各国から応募ビデオが送られてきた。Camachoさんのダボスからのレポートを見逃さないようにしよう。
Topics: ウェブ, MySpace, YouTube |
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